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「小顔補正立体カット」とは、西洋人の立体的な骨格をつくり、より似合わせ・小顔を作り出す、まったく 新しいカット技法です。骨格の形がきれいな西洋人は、自分でカットしてもカッコよく見えます。なぜなら、骨格矯正の必要がないからです。

骨格がきれいに見えると、どのようなデザインでも素敵に見えます。しかし、日本人の平面的な骨格の場合、ただカットするだけでヘアスタイルが似合うかと言えば、少し疑問が残リます。西洋人のようなヘアスタイルを日本人に似合わせるためには、なによりも骨格矯正カットが大切です。

小顔補正立体カットは、ブロックごとにレイヤーまたはグラデーションをアンダーから順番に乗せていく感覚でフォルムを作り上げていくカット技法です。レザーも削ぎも入れず、軽い質感に仕上がります。

タイト&ボリュームの組み合わせで、東洋人の平坦な骨格を西洋人のような骨格に近づけることができます。平面的な骨格を立体的な小顔に見せ、鼻を高く引き締まった顔立ちに、そして日本人に多い絶壁といわれる平面的な後頭部に出っ張りを持たせて、耳の後ろと、ぼんのくぼ(うなじ中央のくびれた部分)の下、バックサイドをタイトに引き締めます。

骨格をきれいに見せることで、頭が小さく首が長く見え、全身のバランスがよくなります。また、顔の形に悩まれている方にも有効です。そして、削がずに髪が軽くなるので、髪が傷まずにバサバサしないキレイな質感に仕上がります。

最近の傾向として、「レイヤーはあまり入れずに表面の長さを残したい」、「見た目のボリューム感は欲しいけれど、量感は少なく軽さがほしい」といった難しいオーダーをされる方が多いので、ボリュームを求めるところにのみ髪を重ねるといったこの技法は大変有効です。

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